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「くまモン」気球が佐賀で初お披露目 風強く立ち上げならず、阿蘇では係留体験予定も

風にあおられながら立ち上げを行う「くまモン」気球

風にあおられながら立ち上げを行う「くまモン」気球

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 熊本県営業部長兼「熊本県しあわせ部長」を務める「くまモン」の気球が3月6日、佐賀市嘉瀬川河川敷近くで初披露された。

「くまモン」気球の周りに集まるお披露目会参加者(ドローンから撮影)

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 佐賀在住パイロット・藤田雄大さんと妻の華菜子さんが主宰する熱気球チーム「PUKAPUKA(プカプカ)」が、熊本県に事業者登録と対象物利用申請を行い、自費で購入した気球。スペインのメーカー「Ultramagic(ウルトラマジック)」から2月下旬に到着し、この日の朝、お披露目会を開いた。

 お披露目会には、気球ファンや「くまモン」ファンなど約50人が集まった。球皮を袋から出し搭乗部分のバスケットに接続し、立ち上げ作業が始まったが、会場内は気球が安定して立ち上げるには難しい風速5メートル程度の風が吹いていたため、途中で立ち上げを断念。会場内に広げた球皮の周りに来場者が集まり写真撮影するなど、「くまモン」気球の誕生を祝った。

 華菜子さんは「お披露目会場に向かう道中で、既に何台もの車が止まっているのが見えて驚いた。会場に到着すると、私たちの想像を超える気球好き、くまモン好きの方が集まってくださって、とてもうれしかった。せっかく集まってもらったので、少しでも立ち上げたかったが、風にあおられながら見えた顔は間違いなく『くまモン』で、赤いほっぺや耳がとてもかわいくて、印象的だった。今回は見られなかった、しっかり膨らんだ形の『くまモン』気球を見たい気持ちがさらに高まった」と話す。

 3月13日7時30分から、熊本県阿蘇市の「ふれあい水辺公園」で熊本県内初お披露目を兼ねた、熱気球搭乗体験(有料、要事前予約)を行う。4月~6月には、埼玉県・群馬県・栃木県をまたぐ「渡良瀬遊水地」で熱気球フリーフライト体験(同)を行う。

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