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佐賀駅南「みのりカフェ季楽」で「辛サガアツイ食堂」 伝統工芸品とコラボ、持ち帰りも

県産品案内拠点「SAGA MADO」に設置された「辛サガアツイ食堂」巨大な鬼型パネルのフォトスポット

県産品案内拠点「SAGA MADO」に設置された「辛サガアツイ食堂」巨大な鬼型パネルのフォトスポット

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 佐賀県の伝統工芸品をモチーフにした激辛料理を提供する「辛サガアツイ食堂」が1月20日、佐賀駅南口「コムボックス佐賀駅前」1階の「みのりカフェ季楽(きら)・おにぎり工房」と県産品案内拠点「SAGA MADO」に期間限定出店を始めた。主催は佐賀県。

「辛サガアツイ食堂」で提供する佐賀県産食材を使った激辛料理

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 一年で最も寒い大寒の時期にちなみ、佐賀県の歴史と風土に培われた「アツイ伝統工芸品」を激辛料理と共にPRするために企画。昨年1月に佐賀県庁地下「SAGACHIKA(サガチカ)」で開催した第1弾は、主に若い人に地元の伝統工芸に新たに触れてもらうことができ好評だったことから、今回も昨年に続き、クリエーターのアフロマンスさんが企画監修し、第2弾を開催する。

 「SAGA MADO」には巨大な鬼型パネルを設置したフォトスポットを設置、佐賀出身の書家・江島史織さんの書と共に佐賀の伝統工芸品を展示する。1月20日~25日に十二支土鈴「のごみ人形」への絵付け体験、26日~31日に「名尾手すき和紙のうちわ作り」の無料ワークショップも展開する。

 提供するフードメニューは、激辛料理専門家の金成姫(キムソンヒ)さんが監修。肥前さくらポークを使用した「浮立麺ドッグ-鬼の焼きそばパン-」(260円)を期間通じて提供し、佐賀県産和牛を使用した「旨辛キムチの白石焼き飯」(580円)、「骨太有明鶏の唐揚げ-ヤンニョムびーどろソース-」(560円)は25日まで。佐賀県産牛乳を使った「炎の弓野人形パンケーキ -ミート&ポテトがけ-」(780円)、骨太有明鶏を使用した「シビ辛カラフル佐賀錦カレー」(500円)を26日~31日に提供する。辛さは「辛サガやさしい」「辛サガアツイ」(以上、無料)、「辛サガヤバイ」(追加50円)、「辛サガ鬼」(同100円)、「辛サガ地獄」(同150円)、「辛サガ無限地獄」(同200円)。「辛サガ無限地獄」を完食した人には浮立面をモチーフにしたオリジナルの「完食証明マスク」を先着でプレゼントする。

 店内では、浮立面をイメージしたオリジナルの「浮立面フェイスシールド」を着けたスタッフが対応し、イベント用に炎をあしらったアクリルパネルを設置するなどの新型コロナウイルス感染対策を、少しでも前向きになるような仕掛けにしたという。

 佐賀県庁流通・貿易課の古賀健太郎さんは「佐賀県産食材を使った激辛料理と一緒に、普段、佐賀の伝統工芸品に触れる機会が少ない人に知ってもらえるようにと様々な工夫をした。提供料理の一部はテークアウトもできるので、ぜひ立ち寄ってほしい」と呼び掛ける。

 営業時間は10時~19時30分(ラストオーダー)。1月31日まで。

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