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サガン鳥栖サポーターが応援基金募集 チームを直接支援したいと立ち上げ

「サガン鳥栖未来応援基金」を募集するサガン鳥栖サポーター・濱野壮司さん(右)

「サガン鳥栖未来応援基金」を募集するサガン鳥栖サポーター・濱野壮司さん(右)

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 佐賀市在住のサガン鳥栖サポーター・濱野壮司さんが発起人の「サガン鳥栖サポーター支援の会」が現在、「サガン鳥栖未来応援基金~活動支援~」の支援金を募っている。

佐賀市出身のイラストレーター・ナカムラミツルさんからの応援メッセージが入ったイラスト

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 2013(平成25)年にスタジアムに通い始めたことをきっかけにサガン鳥栖の応援を続けている濱野さん。新型コロナウイルス感染症の影響で今年3月から6月に公式戦が中断した上、2019年度決算では前年度を上回る20億円の赤字というニュースを聞き、自分たちでも何かできることはないかと考えたという。周りのサポーターに話を聞くと、後援会への入会やグッズの購入など、すでにあるメニューを通じた応援をしており、支援金を届ける方法があればというコメントがあった。運営会社「サガンドリームス」に支援方法についての問い合わせをしたり、クラウドファンディングサイトを通じた支援を探ったりした結果、佐賀未来創造基金を通して支援金を贈る形での支援を決め、10月17日に募集を始めた。佐賀市出身のイラストレーターのナカムラミツルさんからは応援メッセージが入ったイラストの提供を受けた。

 支援金は1口1,000円から受け付ける。11月13日までに197件、230万8,000円集まっており、サガン鳥栖のユースやトップチームの新型コロナ感染防止対策などを含めた活動費用などに充ててもらうことを目指すという。

 濱野さんは「一般的なクラウドファンディングサイトを通じた応援募集も考えたが、お礼の品の準備など1人で進めるには難しかった。今回、佐賀未来創造基金のおかげで募集にこぎ着けることができた。公益財団法人を通じた寄付となり、寄付優遇税制の対象となるため、多くのサポーターに協力してもらえるとありがたい。サポーターもクラブと共に乗り越えようとしている姿を見せられれば」と話す。

 12月17日まで。

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